2021年5月1日
HOゲージ、ヨーロッパジオラマができるまでの製作工程紹介No.2
前回ベースとなる土台製作、地形の削り出しまでご紹介しました。つづいて、つなぎ目の処理や質感を出すための下地作り。
園芸用のバークチップは岩肌を表現するのに便利です。色のついていない状態だと何か変なものがくっついている感じですが・・・これが後ほど生きてきます!
土の地面の質感を出すために、ジオラマ用のプラスターを全体に塗っていきます。地味な作業が続きますが、これらの下準備が最終的なクオリティにも影響してくるので手は抜けません!
プラスターが完全に乾いたら着色開始。今回のジオラマはサイズが大きいので、運搬や搬入の事も考え4分割して製作しました。山も取り外し可能な仕様に。完成、合体後は大きくて中央付近は手が届かなくなるので山の中に点検口を設けてメンテナンス時に困らないようにしました。
立体感を出すために土の色も重ね塗りしていきます。まずは完成イメージ色より暗めの茶色を塗ります。
つづいてドライブラシの要領でそれより明るい色をのせていきます。この作業でプラスターのザラザラ感やバークチップの凹凸感が強調され、より立体感が出てきます。
次回につづく
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